浜風

先日、不注意から右膝を痛めてしまい、危険回避から釣りを自粛していた。


もう１つの自粛理由は渓流解禁！が迫っていたから…




昔は、ワクワク感から釣行前夜は一睡も出来なかったけど、今は目覚まし時計が鳴る前に目が覚める程度(笑)





そんな朝を迎えて、今年も通い出して27年目の蒲田川へ




全ての情熱を注いで、通い続けていたあの頃と変わらない景色もあれば、全く面影の欠片もない部分もある。

一つ言えるのは、これからも蒲田通いはやめれない！って事










不自由な足の為、同行の稲垣さんには先に行ってもらい、自分はゆっくりゆっくり一歩ずつ川へ向かう





通常の倍以上の時間をかけて川へ降り立つ。





目立つハッチが無ければライズも無いが、今日の自分の足を考えると、慌てる必要は無い


なんだったら、このプールの魚達と１日過ごしても良い





水中に足を入れると、オフシーズン、何ヵ月もかけてカラカラに乾いてカチカチに固まっていたウェイディングシューズに水が染み渡り、フーッと足を締め付けていた緊張が解ける。







感触を取り戻すようにスタート

ゆっくりキャストを繰り返す。







しばらくして、流れ込みの脇でライズ発見！





キャストしたフライがライズ地点に差し掛かって飛沫が上がる







開幕を告げるヤマメ






下流側、プールの開きに目をやるとライズが！




解禁二日目にして、既にコイツは手強く、フライの手前で見切ってしまう。


ティペットを7.5Xに落とし、フライも18番に下げる





ゆっくりフライを食わえた












次第にハッチとライズが増えてきた。



フタバコカゲロウと読んでいたけど、ハッチのメインはシロハラコカゲロウ




流れ込みで元気にヤマメが飛び出す













このポイントで5匹釣ったところで、他のポイントが気になりだした。

動かない予定だったのに…(汗)








ゆっくりだけど、汗をかきながら下流へ





流れの中でライズ！

一発で出た







更に、すぐ上の誰も狙わないだろうけど、イワナが入っている可能性が高い小さなスポット


良く見ていたらイワナの影が見える


フライを反転流に乗せるとゆっくり浮上した







次のポイントへ
流れが落ちる肩でライズ
フライを流すが反応は無くライズも止まる。


しばらくすると少し上流でライズ
これも無反応



再び肩でライズ




フライサイズを落とすと出た








もう少し上流で、もう１匹ヤマメを追加して昼食に










ツ抜け手前まで釣れたし、お腹は膨れたしで、充分堪能した。



再び川へ戻る事なく家路に







今年は少し通う回数を増やそう。そんな気持ちになった、27年目の蒲田川だった。





山も春遠からじ